「ポットさんのぼうし」
『ポットさん、おちゃを いただけませんか?』
絵本には珍しく、短編のお話が3話入った本です。なんだかお得感。絵本「ポットさん」の続編のようです。
私は1番最初の「ちいさなちいさなティーカップ」のお話が好きです。その名の通り小さなティーカップにお茶を注ぐ?垂らす?様子が夢があって素敵。
明るくておしゃれな色使いの絵も可愛らしいですが、親としてはセリフの丁寧さが有難いです。みんなが丁寧な言葉でしゃべります。(ケトルさんだけ、お話の都合上プリプリしているのでそうでもないですが。)小さな頃の間だけでいいから、こういう穏やかな言葉と人間関係で過ごしてほしいなと願いも込めながら穏やかに読み聞かせました。
短編なのでもっと小さなお子さんでも読みやすいと思います。5歳半のうちの娘にはちょっと物足りなかったかも。
「ポットさんのぼうし」
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