絵本ですくすく

5歳から娘と毎日お気に入りの絵本探し。絵本の感想日記。現在6歳。

「ねこのでんきやスイッチオン」

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『ただちに てんけん しゅうりに しゅつどうだ!』

 

ちょっと時季外れですが、クリスマスの季節のお話。

電気会社に勤めるとらねことうさんの休日。家族で過ごすせっかくの休日なのに、突然の雷による停電のため仕事場に向かいます。電気会社のネコたちが奮闘して町の電気を復活する様子が描かれた絵本です。

ページにはぽつぽつと小さな穴が開いていて、電気の灯りを表現する仕掛け絵本になっています。子どもって仕掛け絵本大好きですよね。停電中の暗闇の中、だんだんと灯りが増えていく様がうまく仕掛けで表現されています。

単純に仕掛け絵本として楽しむのももちろん楽しいですが、意外に修理までの様子が細かく描かれているので、仕事に対する責任感や大変さ、有難さを学ぶのにも一役買ってくれそうな絵本です。休日でも、嵐でも、こういうお仕事をしている人がいるからこそ、日常が送れるんだなと感じてくれるといいなと思います。

停電中の暗いページが続いた分、電気が復活するページの煌びやかさが際立ちます。大きなクリスマスツリーやイルミネーションも素敵です。

復旧までの仕事の様子が割と細かく描かれているページが続くので、5歳以上が分かりやすいと思います。もちろん仕掛けを楽しむだけならもっと小さくても。

 

「ねこのでんきやスイッチオン」

作・渡辺有一