「としょかんへ いこう」
『としょかんって、どんな ところだろう?』
図書館へ行ったことのある子も、これから行く子も楽しんで読める絵本です。図書館がどういうところか、どんなルールやマナーが必要なのか、クイズや遊びを交えながら楽しく学べる絵本です。
入館料についてのクイズでは、お金を要求する選択肢があったり、大型絵本の使い方のクイズでは、思わず笑ってしまう選択肢も。迷路や間違い探しを交えながら、図書館について知ることができます。大ボケ満載のクイズがあったかと思えば、子ども向けとはいえ、検索機の使い方や”レファレンス”なんて言葉が登場したりと、利用のしかたがしっかり書かれています。
絵本に興味が薄い子も、図書館という施設への興味が湧く絵本です。もちろん、本や図書館が好きな子は、クイズのありえない選択肢でも楽しめます。ウォーリーのように探し物をしたりと遊べるページも多いので、楽しく読み応えのある絵本です。
「としょかんへ いこう」
斉藤洋/作 田中六大/絵
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