「にんじんじゃのおもしろにんじゃずかん」
『ぼく、にんじゃに なりたいんだ!』
ここ最近の図書館シリーズで、娘が一番ハマった絵本です。
娘がずっと欲しかった絵本、「れいとうこのそこのおく」を昨年のX'masに手に入れて、随分気に入っていたので同じ作者の絵本を借りてきました。
これがドハマり。
めっちゃ面白いらしいです。
その名の通り、忍者のあれこれがたくさんつまった絵本です。
子どもって忍者大好きですよね。
身近な物を使っての忍者なりきりスタイルから始まって、忍者の成り立ちや役目、道具や技術も詳しく描かれています。
図鑑というだけあって、ストーリーを楽しむのではなく、忍者についてのとっつきやすい絵本図鑑、といった感じです。
数コマ漫画を交えながら、面白おかしく学べます。
結構マニアックな知識もあって、大人が読んでも面白いです。
手裏剣の種類やクナイなんて、普通知る機会なんかないですもんね。
”のろし”に火薬と獣のうんちを使うなんて本当なのか…?娘は笑ってましたが。
この絵も可愛いんですよね。
太めの線にゆるめの表情。
ゆるキャラっぽくて可愛い絵がお気に入り。
図鑑なので、読み聞かせるタイプの絵本ではないです。
情報があっちこっちにあるので、読み聞かせる時はどこを読んでいるか指差ししながらじゃないと伝わりづらいです。
ただ、自分でスイスイ読んでいける年齢だと、とっても楽しめると思います。
絵探しクイズもあり、普通の絵本の薄さの割にはじっくり読み込める絵本なので、結構時間をかけて読みたい絵本です。
娘はもはや「この本買って!」にまでハマっています。
『にんじんじゃのおもしろにんじゃずかん』
ぶん・え うえだしげこ
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