絵本ですくすく

5歳から娘と毎日お気に入りの絵本探し。絵本の感想日記。現在6歳。

「こんぶのぶーさん」

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『さっそく ふたりは まんざいの けいこを はじめました。』

 

 実はこの本を借りるのは2回目です。図書館に通うようになってから、最初に好きになった作家さんの絵本です。他にも食べ物シリーズで何冊かあり、私はこの本と”さくらもちのさくらこさん”、”くしかつさん”のお話が好き。何回読んでも面白い。

海から上がったこんぶのぶーさんが、漫才師を目指す突拍子もないお話です。ちなみにこの作者さんの絵本はみんな関西弁です。セリフが関西弁で描かれている絵本はたくさんありますが、この作家さんの絵本はそのまま読むだけで本当に関西弁っぽく聞こえるのが不思議。日本全国方言は様々あるなかで、関西弁ってなんだか特別な憧れがありませんか。活字でマネしても、棒読みにしか聞こえないのですが、この作者さんのセリフをそのまま読むとそれっぽく聞こえるので自己満足しています。関西弁と全く縁のない人生を送ってきたので、本場の方が聞いたら怒るかもしれませんが。

漫才の相方さがしや、練習の様子、人間よりも人間っぽいぶーさんが面白いです。さし絵は絵の具っぽいのですが、これ水彩?油彩?水彩っぽいにじみがあるところと、油彩のような立体感を感じる所とがあって、私のようなド素人には判別つきません。でも味のある絵で好きです。ぶーさんや他の食べ物に顔は描かれていないのですが、絵の感じで心情がつたわってくるのが面白すぎます。

 

漫才の掛け合いがわかる年齢なら楽しめると思います。そう考えるともしかして、関西圏の子は入園前から楽しめたりして…。ちなみにうちは5歳の娘がくすくす笑ってました。絵本自体のサイズも小ぶりで、手に取りやすいシリーズです。

 

「こんぶのぶーさん」

岡田よしたか/さく