絵本ですくすく

5歳から娘と毎日お気に入りの絵本探し。絵本の感想日記。現在7歳。

「おならまんざい」

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『どーもー、ラッキー こいた でてきた ですー。』

 

ちょっとお下品な(?)絵本。でも子供には絶対大ウケ間違いなしの絵本だと思います。ウチでもケタケタ笑いながら読んでました。

プッと出ちゃったオナラと少年が漫才し始める、絵本ならではの突拍子もないお話。でもなんか本当の漫才みたいで、よくできています(と思う。本場の方々からしたらどうなのかしら)。ダジャレだけでなく、例え話や言葉あそびも巧みに入っていて、大人から見ても良く考えるなーと感心してしまいます。特に擬音の畳みかけっぷりがかなりすごいので、娘はケタケタ笑っていました。大人も読みながら笑っちゃうと思います。

文字が読めなくても音の響きで楽しめますし、擬音の部分だけ手書きなこともあって、自分で読める子は目でも楽しめます。逆に小学生くらいにならないと理解できなそうな話のくだりもあるので、入学後も楽しめます。というか、むしろ小学生男子におススメの絵本だと思います。絶対好きそう。

この作家さんの絵本は、絵の具っぽい挿し絵で味があって可愛らしいですね。このお話ではもやもやしたオナラの空気感?にぴったりかも。

絵本になじみのない子にも受け入れられそうな楽しい絵本です。次々につながれる言葉遊びに、つい聞き入って笑ってしまいます。あ、題材的にもお上品ではありませんので、それはあしからず。

 

ついに先月から数えて4回目の風邪をもらってきた娘。どんだけ免疫弱いのだ…。ほぼ毎週のように病院通いしています。たいしたことないとはいえ、このご時世に咳をしながら登園はさせられず。周りにうつしてしまわないよう、治るまで我慢。

年長くらいになると体も強くなるって聞きますが、なかなかそうもいかないようで。小学生になったらさらにもらってきそうで不安。まずはたくさん食べる所から応援かな。食欲が増すようななにかいい絵本を探してみようかな。

 

「おならまんざい」

長谷川義史

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【ミニトマトすくすく④】ぽぽちゃんの栽培日記

今年は梅雨の晴れ間がないほどグズグズした天気が続きますね。

種を蒔いてからひと月半が経ちました。我が家のぽぽちゃんは順調に成長中です。

6月28日時点でこんな感じ。

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すくすくと伸びてよーく見ると産毛に包まれたつぼみを発見!

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嬉しいーー!

ただ、調子が良かったのはここまでで、ここからお天気のグズつく日が増えてきました。なかなかお日さまを浴びることができないぽぽちゃんは、ちょっと元気がない感じ。下の方の葉は若干黄色っぽくなってるところも…。なんとかかすかなお日さまを求めて、ベランダを右往左往異動させながらわずかに日光を浴びさせる日々でした。

ようやく梅雨の晴れ間の今日、久々の1日中いいお天気!めいっぱい日光を浴びたぽぽちゃんの、第1号の開花を発見!朝は気付かなかったんだけどな。太陽の力ってすごい!

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可愛らしい黄色いお花を咲かせてくれました。

ここまですくすく伸びる間、ネットで情報を漁りまくった私。どうやら最初のお花に実がつくと、実がつきやすい株になるとか。自分で花をそっと揺らして自家受粉のお手伝い。そして、トマトトーンという液体を購入。

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お花にスプレーするだけで、実のつきが良くなるとか。なにその魔法の液体。あとから知ったけれど、これをかければ受粉したことになるらしい。じゃあ受粉のお手伝いはいらなかったのかな。まだまだ分からないことだらけです。

早速水で薄めてスプレーシュッシュ。開花する前後3日にスプレーするらしいこの液体を、他の茎や葉につかないようにカバーしながら噴射しました。やりすぎもダメみたいなので1回だけ、確実に。

希釈済みのスプレータイプもあります。↓

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太陽さんさんは今日だけで、また明日からはしばらく雨の日々が続く日々のよう。心配は続きますが、なんとか今日中にエネルギーをたくさんチャージしてね。

 

 

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テレビで見る熱海の土砂崩れは目を覆うほどの惨状でした。被害を受けた方々にお見舞い申し上げます。

真冬の避難所も大変でしたが、この暑さに加えコロナの不安の中の避難所生活はさらに心身ともに疲弊されることと思います。どうかご無理なさらないよう、ご自愛ください。

どうか一人でも多くの方の命が救われますように。

「りょうりをしてはいけないなべ」

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『わらった はずみで りょうりが ジャバ~!』

 

ただでさえ風邪のひきやすい上に、ひと月に連続で3回も風邪をもらいうけるという災難に襲われたうちの娘。小児科の先生にも「休むヒマもないほど風邪ひくね~」と苦笑されました。せき込みすぎて、初めての嘔吐まで経験しました。寝室での嘔吐は慌てますね。鉄壁の(つもりの)防護も空しく、さすがに今回はしっかり私ももらってしまいました。悪化しなかったのが幸い。このご時世、軽い風邪でも神経質になってしまいます。昨年から特に外食も遠出もしていないし、ここのところ1か月以上この地域ではコロナが出ていないため、まっ先にコロナ疑い!とはならないのが救いですが。医療関係者には本当に頭が下がるばかりです。

 

ようやく風邪も治まったところで、シゲタサヤカさんのレストランシリーズです。

コックさんのお話とまな板のお話に続いて、なべのお話。発売された順番的には、まな板→なべ→コックの順番みたいです。そのため、この絵本の中にも”例の”まな板がひそかに登場しています。

この笑い上戸ななべ、料理中に笑っちゃうから困ります。口から中身がこぼれちゃいますからね。子どもはもちろん、大人も笑えるシュールな絵本。相変わらず白目のキャラや悪意のある表情を描かせたら一番ですね。憎たら可愛いカオに愛着が湧きます。怒られたってそのカオのまま悪態ついたりもします。口をとんがらがせた憎たらしさとは反対に、最後のほっこりハッピーエンドでは、照れ笑いのなべが可愛らしく思えます。

このシリーズを通して思うのは、このレストラン美味しそう。相当な数の凝ったメニューに、かなりのコックの数。なかなか人気のレストランなのかも。他の2冊と同様に、セットで読んで欲しいおススメ絵本です。3冊セットでケースも作ってくれないかしら。もうちょい大きくなったら姪っ子にあげたいのよね。

 

「りょうりをしてはいけないなべ」

シゲタサヤカ


 

【ミニトマトすくすく③】ぽぽちゃんの栽培日記

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5月の末、ついに間引きの日がやってきました。せっかく発芽した3つの芽、どれも愛着が湧きつつありましたが、こんな狭い中では仕方ありません。2本の苗にはさよならすることに。

まず、最後に芽を出した子はまるっきり成長が追い付かないため、最初にさようなら(涙) 先に発芽した2本は甲乙つけがたい成長を見せていました。なんせどちらも最初の双葉に加えて新しい葉が出てきつつあります。が、2番目に発芽した子のほうが最初の子の高さをわずかに追い越したため、この子を残すことに(写真の一番上の苗)。それでも、茎の太さや葉の元気さはどちらも変わらないので悩んだ結果、成長2番手はおばあちゃんのお家にお引越し。あちらのお庭で元気に育ってね~。

残した苗も、鉢の中心に慎重に植えなおし、置くだけタイプの肥料をちょこん。この肥料はセットに含まれていたものです。さらに支柱まで準備しました。説明書には支柱が必要とはありませんでしたが、一応ダイソーで準備。この支柱を使うくらい大きく成長してほしいです。そして鈴なりのトマトをよろしくね。

 

「としょかんへ いこう」

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『としょかんって、どんな ところだろう?』

 

図書館へ行ったことのある子も、これから行く子も楽しんで読める絵本です。図書館がどういうところか、どんなルールやマナーが必要なのか、クイズや遊びを交えながら楽しく学べる絵本です。

入館料についてのクイズでは、お金を要求する選択肢があったり、大型絵本の使い方のクイズでは、思わず笑ってしまう選択肢も。迷路や間違い探しを交えながら、図書館について知ることができます。大ボケ満載のクイズがあったかと思えば、子ども向けとはいえ、検索機の使い方や”レファレンス”なんて言葉が登場したりと、利用のしかたがしっかり書かれています。

 絵本に興味が薄い子も、図書館という施設への興味が湧く絵本です。もちろん、本や図書館が好きな子は、クイズのありえない選択肢でも楽しめます。ウォーリーのように探し物をしたりと遊べるページも多いので、楽しく読み応えのある絵本です。

 

「としょかんへ いこう」

斉藤洋/作 田中六大/絵

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としょかんへ いこう (講談社の創作絵本) [ 斉藤 洋 ]
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【ミニトマトすくすく②】ぽぽちゃんの栽培日記

種まきからちょうど10日目、待望の芽が出ました。毎日毎日霧吹きで水をかけながら心待ちにしていた芽は、心もとない小さな芽でした。翌日にはもう一つの芽も顔を出し、2つの芽が仲良くお目見え。娘は大喜びです。やっぱり何かを育てるって素敵なことですね。意外にも自分が結構喜んでいることに驚き。すでに愛着が湧いています。

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植物の育つ力ってすごいですね。朝に発芽の頭をちょこんと見せてから、1日お日さまをたっぷり浴びただけで、双葉がそれぞれ葉を広げました。生きてるアピールをガンガン感じます。ベランダ栽培ビギナーの私にはこんなことでも大きな感動。

種まきからきっかり2週間の5/28、諦めかけていた3つ目の芽も出てきました。発芽までは5~10日とのことですが、気温が低い日が続いたことが影響したと思われます。でも種まきの推奨時期よりも遅かったんですけどね。まぁ寒地といえば寒地だからなー。もしかして深く埋めすぎた??

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説明書によると、日数的に葉が4~5枚になっているそう。え、そうなの?芽が出たばかりですが…。なので、予定ではもう間引きの時期ではあるものの、もう少し判断するのに様子を見たいと思います。せっかく発芽したので間引きするのが忍びないです。

ちなみに、赤ちゃんの頃からウチの娘はミニトマトが大好き。好き嫌いが出始めた今でも、ミニトマトだけは喜んで食べられる貴重なお野菜。2〜3歳の頃はミニトマトがおやつ替わりでした。毎日タッパー山盛りのミニトマトをパクパク。当時は『ミニトマト食べたい』が言えなくて、『”ぽぽ”食べたい』と言っていました。そこからとって”ぽぽちゃん”。これがウチのミニトマト、ぽぽちゃんの由来です。こちらも大きくすくすくと育ってほしいです。

「ジャッキーのトマトづくり」

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『だから どうか わたしの トマトを おまもりください。』

 

ミニトマトを栽培中の我が家にはうってつけの絵本だと思い、目に留まりました。そして、先日までマックのハッピーセットのおもちゃが、このくまのがっこうのクラフト工作でした。こちらも購入してちょうど楽しんだばかり。タイムリーな絵本です。くまのがっこうシリーズがたくさんある中で、初めて手に取った絵本です。

12ひきの熊のきょうだいの末っ子、ジャッキーが活躍します。上の11人はみんなお兄ちゃん!ジャッキーだけが女の子です。

お兄ちゃんに教わりながらトマトを育て始めたジャッキーは、それはそれは丹精込めて育てます。いろんなものから身を挺してトマトの苗を守ります。その一生懸命な様子がとっても健気です。 また、そんなジャッキーを守ろうとするお兄ちゃんたちにも、心が温かくなります。小さな芽を愛でたり、雨風から守ろうとしたりと慈しむ様子が、まさに今初めてトマトを育てているうちの娘の様子に重なりました。まさに食育。また、ジャッキーの愛情に応えるようにたくましく育つトマトにも、植物の強さを感じます。

内容は難しくないものの、1ページ当たりの文字が多めのお話なので、年中さん以上のほうが無理ないかもしれません。でも絵が可愛らしいので、落ち着いて聞いてられる子ならそれだけでも楽しめると思います。また、きょうだいがいる子には、上の子や下の子の目線ならではの感じ取り方ができそうです。こんなお兄ちゃんたちが欲しい…。

 

「ジャッキーのトマトづくり」

絵・あだち なみ  文・あいはら ひろゆき