「999ひきのきょうだいのおやすみなさい」
『ことしこそ おきてて みんなで ゆきを みようって、やくそくしたじゃないか。』
999ひきシリーズです。なんだか最近カエルものに目がいって…気づいたら毎回カエルのお話を読んでいました。このシリーズは以前読んだ2冊が面白かったので、また借りてみました。
999ひきのきょうだいが毎回ピンチに力を合わせるお話です。999匹こそ描かれていませんが、たっくさんの小さなカエルがひしめき合うページは可愛いです。冬眠するギリギリまで我慢して今年こそ雪を見たい弟たちと、もうすでに眠い一番大きなお兄ちゃん。果たして雪はみれるのか…というお話です。
あとがきを見ると、作者方の様々な工夫が知れて面白いです。特に全員が冬眠するシーンでは一匹だけちょっと起きてる!これは知らなかったら見つけられなかった…。こういうのって子供の方が気づいたりするんですよね。
うちの娘もこのシリーズは大好きです。読み終わった後には絵を描いてました。このたくさんのカエルを描こうとする気力に感心しましたが。
4歳ころから十分理解できる絵本だと思います。シリーズはもっとあるらしいので、見つけたらまた借りようと思っています。
「999ひきのきょうだいのおやすみなさい」
文 木村研
絵 村上康成
|