「11ぴきのねこ」
『しょくん しずかに!われわれ 11ぴきは なかまなんだ。』
年季の入った絵本なのにネコの絵が可愛いなーと思って手に取った絵本です。
お腹いっぱい魚をたべることを夢見て、巨大魚の捕獲に乗り出す11ぴきのねこ達。やっとこさ捕獲成功するも、意外な結末が待っていました。
いつも絵本を借りる際パラっと内容を見て借りているのですが、事前にさらに読み込むことはせず、子供と一緒にほぼ初見で読み聞かせることにしています。あえてではなく、事前に読んでおくほど私が熱心ではないだけですが…。
この本はそれがアダになったなーと反省。これ、たぶん最後はオチで笑うところなんですよね。なんか印刷の古さと夜空の絵の感じと、あと文字のフォントも関係あるのかなー…シリアスっぽく感じてしまって、そんな風に読み聞かせてしまいました。
後から気づきましたが、上手く笑えるように読んであげればよかったなーと反省しています。今思うと完全にホラーな読み方だったかも…。娘がクスリともしなかったのがその証拠かもしれない。
本自体は印刷の古さは感じるものの、ネコたちが愛嬌あって可愛らしいです。どこか私が大好きなノラネコぐんだんを彷彿とさせます。ノラネコぐんだんの絵本の感想も書きとめたいなぁ。
文章量や内容的にも5歳ぐらいがちょうどいいと思います。どうぞラストへ向かっての読み方にはお気をつけ下さい…私だけだと思いますが。
「11ぴきのねこ」
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