絵本ですくすく

5歳から娘と毎日お気に入りの絵本探し。絵本の感想日記。現在6歳。

「イモムシかいぎ」

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『ソウデスナ ソウデスナ』

 

すっかり秋ですね。

秋にぴったりのほっこり絵本です。

早朝から始まる、イモムシたちの会議、”イモムシかいぎ”。

みんな葉っぱに議題を書きとめて集まります。

何を議題に挙げても、「ソウデスナ、ソウデスナ」と和やかに進行していきます。

ところが、一つの議題をきっかけに大紛糾。

さて、イモムシかいぎはどうなってしまうのでしょう。

 

 

虫は、キライです。

ですが、この絵本のイモムシたちはポップで愛らしいので大丈夫です。

スタンプのような版画のような、この挿し絵はどうやって描かれているんだろう。

優しいほっこりする風合いが、絵本の内容とピッタリです。

なにより、とってもカラフル!

どのページも背景までポップな色合いで可愛らしいです。

表紙の裏には、虫たちが持ち寄った、議題を書き込んだ葉っぱの数々。

それらを読んでいるだけで面白い。

”コトシノアキハ アメガオオイソウデス”

クモノスカラ ニゲルニハ セオヨギノ カッコウヲ スルトヨイ”

平和で可愛すぎます。

 

それから、一番最後のページには、なんと、”イモムシかいぎ”なる歌まで!

作曲の中川ひろたかさんって、どこかで聞いたと思ったら、「100円たんけん」や、「ランドセルがやってきた」の人だ!

 

調べてみたら、シンガーソングライターですって。

絵本も描けて、歌も作って歌えるってスゴ。

この”イモムシかいぎ”の歌を、娘とちょっと歌ってみたら、ハマってしまいました。笑

8分の6拍子の揺れるリズムに合わせて、

”イーモムーシ ムシムシー”

”イーモムーシ かーいぎー”

”イーモムーシ ムシムシ―”

”はーなしーあいー”

 

…シュールすぎるでしょ。

でも、歌ってみると耳から離れなくなります。

私は現在結構重度です。笑

この歌だけでも伝えたい、シュールで可愛い絵本です。

 

自分で読むなら年中から年長さんくらいからでしょうか。

会議の場面はコマ割りのようなページもあったり、手書き文字があったり、カタカナや文章量も少なくはないので、小さい子供には読み聞かせたほうがよさそうです。

 

『イモムシかいぎ』

さく・え 市居みか