絵本ですくすく

5歳から娘と毎日お気に入りの絵本探し。絵本の感想日記。現在6歳。

「どんぐりむらの だいくさん」

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『ぼく、おおきくなったら だいくさんに なる!』

 

幼稚園にこのシリーズがあるとのことで、娘が選びました。可愛らしい見た目ですが、内容はボリュームたっぷりです。大工さんがあっちこっちで活躍するお話で、個人的にはステンドグラス調の遊具がとってもステキ。本の最後には仕掛け絵本でページが倍になっていて、大工さんの大仕事の成果をページいっぱいに見ることができます。読み聞かせる側としては、前半の同じページに複数の場面が描かれていることが多くちょっと大変でした。

たくさんのどんぐり達が出てくる中で、”くぬぎばあさん”は本当にクヌギの木のトゲトゲ頭のどんぐりの形なんだなーと思っていたら、裏表紙に登場人物の紹介がありました。なんと、全員木の種類ごとに描き分けてる!というかどんぐりってこんなに種類あったのか。注意書き曰く、”どんぐり”とは、ブナ科の木の実の総称らしいです。ほぉー。絵本は大人も勉強になりますね。

それから、「どんぐり新聞」なるものがふろく的についていて、本物の新聞のようなリアルな仕上がりになっています。これを読み込むだけでも結構時間かかりそう。裏表紙や新聞のおまけなど、じっくり読むには腰を据えて読みたい絵本です。

娘も一通り読み終わった後、 もう一度熟読してました。表の表紙裏に大工さんの工具についてクイズがあったためだったよう。読み終わった後はひとり大工さんごっこが開始されました。影響されやすいタイプ。

 

読み方によって楽しみ方が変わりそうですが、物語の内容を理解するだけなら園児の年齢全般に適していると思います。どんぐり新聞の楽しさやどんぐりの種類の違いまで読み込んで理解するには小学生のほうがすんなりいきそうなので、長く楽しめる絵本だと思います。

 

「どんぐりむらの だいくさん」

なかや みわ・さく