「10かいだての おひめさまの おしろ」
『あなたを おしろの パーティーに ごしょうたいいたします。』
年末年始で図書館に行けずにいたので、手持ちの絵本からご紹介。娘が4歳の時に買った絵本ですが、今でもたぶん一番のお気に入りの本です。
パーティーの招待状をもらった女の子が、お城の1階から10階まで少しずつお姫さまの準備をしながら登っていくお話です。
それぞれの階で、ドレス、靴、ヘアスタイル、バッグ、アクセサリーを選びながら進んでいきます。この選択肢が多くて楽しい!「今日は~、ちょうちょうのドレスにリボンのくつ❤」といった具合に、頭の中で着せ替えしながら楽しんでいる様子。この組み合わせが無数にあるところが、この絵本を何度も楽しめる理由だと思います。ウチではもう本の接着面がボロボロです…これも思い出の一つになっていくんだろうなぁ。
見た目の着せ替えだけでなく、お食事のマナーやご挨拶のマナーなどを教わる階もあり、娘はしばらくワンピースの裾を持ち上げてのご挨拶がマイブームとなりました。
恥ずかしがって挨拶ができなくなってきた時期でもあり、ご挨拶をきちんとしましょうねの躾に一役も二役もかった本です。(裾を持ち上げるのは別として…可愛いけど)
本自体に4~5歳との明記がある通り、そのお年頃のプリンセスものが好きな子、着せ替え遊びが好きな子にオススメです!
「10かいだての おひめさまの おしろ」
作・絵 のはら はるか
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