祝☆6歳
あっという間に6歳を迎えた我が娘。
嬉しいやら淋しいやら。
正直、今はもう私が読み聞かせることはほとんどありません。
変わらず図書館に通ってはいるものの、自分で黙々と読むようになりました。
結構厚い読み物の本にも手を出し始め、その姿は、まさに読書の秋!といったところ。
さらに、子どもの情報定着力はすさまじく、羨ましい思いで見守っています。
今後は選ぶ本のジャンルが広がるとともに、絵本のチョイスが減っていくんだろうなー、とは思いつつ、気に入った絵本は書きとめておきたいと思います。
今までの思い出も残すべく、小さかった頃のお気に入りの絵本についてもまとめられたらいいな、とも思っています。
これからもたくさんの素敵な絵本に出会えますように。
【ミニトマトすくすく⑦】ぽぽちゃんの栽培日記
この夏の猛暑の中、水をあげ忘れたミニトマトのぽぽちゃん。
罪悪感もあいまって、細やかに観察&お手入れを続けていました。
その甲斐あって、ついた実を落とすことなく色づきまでこぎつけています。
最初の頃についた実のような大きさにはならず、小指の先ほどの小ささのものもありますが、それでも落ちずにそのまま赤くなっています。
やっぱり機能している葉っぱが激減したのは、成長に大きく影響しているようで。
そんな状態ではありますが、一度に3~4個、週に2回くらいのペースで美味しくいただいています。
そして!
最近になって、ぽぽちゃんから新しい葉っぱが出てきているのを発見!
感動!
やっぱり、手をかけると応えてくれるものなのかも。
その節はごめんよ、ぽぽちゃん。
こんな夏の終わりに希望をありがとう(涙
秋までずっと収穫できる苗もあるみたいなので、もうしばらく頑張ってもらうことにします。
ちっちゃな実はカラスでもひと飲みできそうなサイズですが、小食な娘のお弁当にピッタリサイズ。
園児のお弁当箱って、おままごとみたいな大きさですよね。
彩りが寂しいときに、ちょっと収穫して洗ってポン。
これってささやかだけど、贅沢なことだと思っています。
娘も夕食前の収穫が大好き。
お皿片手に張り切って採ってきます。
もちろん、収穫といえるような個数ではないんですが…
テンション上げるためにそう言っています。
娘が幼稚園でもらってきた朝顔は一足先に咲き終わったようで、着々と種を太らせ中。
初秋の朝顔と、まだまだ新しい葉が成長中のぽぽちゃんが彩る、うちの秋の玄関なのでした。
「いきものとこや」
『どんな ヘアーに なるんでしょ?』
以前借りて面白かった「やきざかなののろい」を描いた塚本さんの絵本。
絵が濃ゆくてダイナミックな作家さんです。
今回はいきものがヘアカットしてくれるという、ポップな内容。
カニやクワガタ、はさみを持たない生き物まで、いろんな生き物がチョキチョキガリガリ(?)してくれます。
一見ムチャクチャでも、ちゃーんとお客さんのニーズに応えた仕上がりになっております。
カットもパーマもお任せあれ。
ツルピカのおじいちゃんまで大満足でにっこにこ。
表紙のタイトルも、とこやさんの赤と青のぐるぐるに合わせた色味になっています。
この赤と青って、動脈と静脈を表しているんでしたっけ?
その昔はハサミに慣れている床屋さんが外科手術も担当していたとかなんとか…
そう考えると、ハサミを携えたいきものが髪を切る今回の絵本も、ほんのりホラーを感じないでもないですが。
美容院に行きはじめの頃は、おっかなびっくりだったうちの娘。
この絵本を読んでから行かせたかったなー。
いろんなお客さんの髪を切るということの繰り返しなので、小さな子供でも十分理解できる易しい内容です。
わたしはおどろおどろしい「やきざかなののろい」のほうが好みですが。
娘は「これ面白かった!」とお気に召した様子でした。
「ノラネコぐんだん そらをとぶ」
『ニャー たいへん、ねんりょう タンクが からっぽ だって!』
続きましてもノラネコぐんだん。これも私が好きなお話です。
今回はコマ割りが多いので、お話のボリュームも多めです。
というか、内容的にもかなり壮大で笑えます。
飛行機のかっこよさに惹かれたノラネコぐんだん、またも勝手に乗っていっちゃいます。(過去作「ノラネコぐんだん きしゃぽっぽ」で勝手に汽車に乗ってっちゃった前科アリ)
たどり着いたは無人島。完全なる自給自足で1年も過ごすことになります。
ノラネコぐんだんのイタズラにしては、結構派手にやらかすお話です。
無人島にたどりついてからのノラネコたちの過ごし方がめいめい面白いです。
みんな意外にサバイバー能力に長けていて笑えます。
1年も過ごすとノラネコたちにも変化が…ぜひ実際に読んでください。そのフォルムの変化を笑ってください。
このお話がお気に入りな理由がここにあります。
もちろん、お約束の”ドッカーーーーーン!!”もあります。
ちなみに、『ノラネコぐんだん きしゃぽっぽ』と本作を合わせた2冊セット、のりものGIFT BOXもあります。
乗り物好きなお子さんへのプレゼントに。箱の絵もカワイイ。
うちでは抜き型欲しさにレシピブックも購入しました。
ノラネコぐんだんの形のクッキーはカワ美味しかったです。顔部分のみの型と、全身の型、それに合わせたスタンプと、小さなお魚の型がついています。
型は結構大きめなので、贅沢クッキーができます。焼く前に手の部分を折り曲げるといろいろなポーズができて立体的になります。
本の表紙のようなアイシングまでやる気力はありませんでしたが、スタンプで顔のパーツは描けるので、十分楽しめました。
お魚を持たせたり、別の型で抜いた小さなハートを持たせたり…、親子で楽しんで作って食べました。
型の大きさ的には、ご飯やサンドイッチを作るのにも向いています。
うちの娘のように食の細いお子さんも、この型で抜いたサンドイッチやご飯が出てきたら、意外に見た目から楽しんでお箸が進むかも?
カレーやお弁当、サンドイッチなどなど、この型を生かしたレシピブックです。
ノラネコぐんだんの最初のお話はこちら。
「ノラネコぐんだん そらをとぶ」
工藤ノリコ
「めんのずかん」
『ごちゅうもんは おきまりですか?』
図書館おすすめの棚にあった絵本。
「おすしのずかん」、「パンのずかん」に続くシリーズです。
といっても実際に手に取るのはこれが初めて。
「パンのずかん」は何かのおススメで存在は知っていましたが、この本を読んだ今はぜひそっちも読みたい!と思うほど関心させられる本です。
ラーメン、パスタにそば、うどん。世界の麺料理がずらり。
しかもそれぞれ、素材から名称までかなり詳しく解説されています。
ラーメンだけとっても、材料の”かんすい”に、麺の種類の”低加水麺”や”多加水麺”に”香味油”!もちろんひらがなではありますが、大人も関心して唸ってしまいます。
しかも、写真じゃなくてこれを絵で解説するからまたすごい。
香味油が浮いているラーメンの絵って想像つきますか??
どれも精緻なだけでなく、いい匂いの湯気まで感じられそうなほど美味しそうに描かれています。
最後にはシャレも忘れずに。”メン”がつく言葉を羅列して紹介します。
”おめん”に”がめん”に”ツタンカーメン”まで。
この構成、よく思いついた+実行したな(笑
サイズは小ぶりで薄い本ですが、”ずかん”の名前は伊達じゃありません。
しっかり読み込むにはちょっと時間を要します。そしてお腹が空いてきます。
空腹時の熟読には注意が必要です。
「めんのずかん」
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「ノラネコぐんだん パンこうじょう」
『それでは わたしたちは これで しつれいします ニャー ニャー』
引越し後、ようやくネット環境が整いました。
ずっと書きたかったシリーズを書き留めていきます!
大人気、ノラネコぐんだんシリーズです。
たぶんこれがシリーズ最初の絵本になるのかな?ほかにもコミックやグッズなど、幅広い展開をしている絵本シリーズです。
最初に手にしたのは3歳の頃だったと思いますが、今でも娘は大好きです。
まもなく6歳になる娘にはそろそろ物足りなさが出てきそうなもんですが、キャラクターの愛らしさと、毎回のお話の王道っぷりに安心して笑える、そんな絵本になっています。
親子で大好きでシリーズの絵本はすべて持っていますが、私はこの最初のパン工場のお話が一番好きです。2番目は『ノラネコぐんだんそらをとぶ』かな。
娘は『ノラネコぐんだんカレーライス』がお気に入り。
毎回トラブルを起こすノラネコぐんだんたちですが、初回の今作は夜中にパン工場に忍び込みます。
パンが食べたいなら作ればいいじゃない理論です。
その際の泥棒スタイルなほっかむり姿の愛らしさったらありません。
たくさん出てくるパンはどれも美味しそうで、どれが好みか子どもと話し合うのも楽しいです。
ちなみに、私のお気に入りのシーンは、巨大パンを切り分けて振る舞うところ。切り分け方もいろんな食べ方も、夢があって楽しめるページです。
毎回毎回最後には全員正座をさせられ怒られますが、憎めない可愛らしいノラネコたち。ちなみにイタズラするだけでなく、他のお話では優しい一面を覗かせることもあります。
恒例の大爆発シーンでは、来るぞ…来るぞ…『ドッカーーーーン!!』が親子でハモることうけあいです。
こういう楽しみを共有できる1ページって幸せだなぁーと思いながら読んでいます。
シリーズの中でもこのお話が一番シンプルで分かりやすいので、入園前から楽しめる内容だと思います。
他のシリーズではもう少しだけお話が複雑なものもありますが、これはいたってシンプル。
みんな目が開いていないのに表情豊かに感じる絵も、たくさん出てくる効果的な擬音も、ノラネコぐんだんワールドの魅力が存分に楽しめるので、一度読んだらハマると思います。
ちなみに家ではノラネコぐんだんの生地で作った巾着一式を幼稚園に持参しています。
うちではこの2種類の布で登園グッズを作りました。カワイイ…
オックス生地の中でも結構しっかりめの生地に感じました。
詳しくないけどオックスの中でも種類があるのかしら。
他の柄やキルティング生地もあるので、絵本バッグにしてもいいですね。
ノラネコぐんだん好きなお子さんは絶対喜びます!
↓イロチもカワイイ
このシリーズがあまりに好きすぎて、先日はまだまだ小さい姪っ子にミニ絵本セットをプレゼントしました。
小さいフィギュア付きのミニブック。めっちゃ可愛いです。
箱を立てると絵本の一部分になり、フィギュアを立たせれば絵本の世界のできあがり。
絵本は普通サイズのものと同じ内容が、ミニサイズになっています。大人の手のひらサイズ。持ち運びしやすくて、お出かけ用にいいかもしれません。
何よりプレゼントにはぴったりのセットです。他のお話バージョンもあります。
↑フィギュア付きの厚みのある箱入り。絵本とは思えない厚さです。
もしご存じなければ一度読んで欲しい!ノラネコぐんだんシリーズでした。
「ノラネコぐんだん パンこうじょう」
工藤ノリコ
【ミニトマトすくすく⑥】ぽぽちゃんの栽培日記
突然ですが、引っ越しました。
といっても、市内なのですが。
4年ぶりの引っ越し、思ったより大変でした。
猛暑の中、冷蔵庫以外はチマチマと自力での引っ越し。
考えていた倍以上のモノがありました。
やっぱり意識して生活しなければモノは減ることはないのかと実感。
そんなバタバタの中、、、
やってしまいました。
ぽぽちゃんへの水のあげ忘れ。
しかも2日間。
しかも猛暑。
2日後に気づいた時には、時すでに遅し。
枯れ気味になってました‥‥
一目で別人のようになってました。
茶色い葉っぱに萎れたフォルム。
物凄い罪悪感に苛まれています。
ショックすぎて写真撮るの忘れた…。
その後は根気強く水や肥料をあげていますが、新たな葉っぱが出ることはなく。
しかもあれ以来、天気も悪いときた。
微かに上の葉っぱだけで生きながらえています。
以前、ハモグリムシにやられていたぽぽちゃんですが、それでも負けじと全体的に生き生きと元気だったため、その後は様子を見ていました。
が、今回水切れを起こしてしまったことで、やられていた葉っぱが一気に負けて枯れたように見えます。
根も弱りつつあり、ちょっと木全体が傾き気味です。
それでも、着いた実を落とすことはなく、ここにきてちょっとだけ元気を取り戻し、徐々に色づいて来ました。
涙ぐましい‥。
小ぶりな実ですが、トマトらしい見た目に感動です。
新しく花をつけるまでの復活はどうやら見込めなさそうなので、なんとか今ある実を育てることに力を注いでもらいます。
先日の夕食に、食べごろの小さな実を二ついただきました。
娘とパパで一つずつ試食。
ちょっと酸味はあるものの、美味しかったみたいです。嬉しい。
まだ青い実はいくつもあるのですが、しばらくは雨続きのよう。
今のお家はひさしがないため玄関に避難中ですが、お日様が出るまでなんとか頑張ってー(涙