「ノラネコぐんだん そらをとぶ」
『ニャー たいへん、ねんりょう タンクが からっぽ だって!』
続きましてもノラネコぐんだん。これも私が好きなお話です。
今回はコマ割りが多いので、お話のボリュームも多めです。
というか、内容的にもかなり壮大で笑えます。
飛行機のかっこよさに惹かれたノラネコぐんだん、またも勝手に乗っていっちゃいます。(過去作「ノラネコぐんだん きしゃぽっぽ」で勝手に汽車に乗ってっちゃった前科アリ)
たどり着いたは無人島。完全なる自給自足で1年も過ごすことになります。
ノラネコぐんだんのイタズラにしては、結構派手にやらかすお話です。
無人島にたどりついてからのノラネコたちの過ごし方がめいめい面白いです。
みんな意外にサバイバー能力に長けていて笑えます。
1年も過ごすとノラネコたちにも変化が…ぜひ実際に読んでください。そのフォルムの変化を笑ってください。
このお話がお気に入りな理由がここにあります。
もちろん、お約束の”ドッカーーーーーン!!”もあります。
ちなみに、『ノラネコぐんだん きしゃぽっぽ』と本作を合わせた2冊セット、のりものGIFT BOXもあります。
乗り物好きなお子さんへのプレゼントに。箱の絵もカワイイ。
うちでは抜き型欲しさにレシピブックも購入しました。
ノラネコぐんだんの形のクッキーはカワ美味しかったです。顔部分のみの型と、全身の型、それに合わせたスタンプと、小さなお魚の型がついています。
型は結構大きめなので、贅沢クッキーができます。焼く前に手の部分を折り曲げるといろいろなポーズができて立体的になります。
本の表紙のようなアイシングまでやる気力はありませんでしたが、スタンプで顔のパーツは描けるので、十分楽しめました。
お魚を持たせたり、別の型で抜いた小さなハートを持たせたり…、親子で楽しんで作って食べました。
型の大きさ的には、ご飯やサンドイッチを作るのにも向いています。
うちの娘のように食の細いお子さんも、この型で抜いたサンドイッチやご飯が出てきたら、意外に見た目から楽しんでお箸が進むかも?
カレーやお弁当、サンドイッチなどなど、この型を生かしたレシピブックです。
ノラネコぐんだんの最初のお話はこちら。
「ノラネコぐんだん そらをとぶ」
工藤ノリコ
「めんのずかん」
『ごちゅうもんは おきまりですか?』
図書館おすすめの棚にあった絵本。
「おすしのずかん」、「パンのずかん」に続くシリーズです。
といっても実際に手に取るのはこれが初めて。
「パンのずかん」は何かのおススメで存在は知っていましたが、この本を読んだ今はぜひそっちも読みたい!と思うほど関心させられる本です。
ラーメン、パスタにそば、うどん。世界の麺料理がずらり。
しかもそれぞれ、素材から名称までかなり詳しく解説されています。
ラーメンだけとっても、材料の”かんすい”に、麺の種類の”低加水麺”や”多加水麺”に”香味油”!もちろんひらがなではありますが、大人も関心して唸ってしまいます。
しかも、写真じゃなくてこれを絵で解説するからまたすごい。
香味油が浮いているラーメンの絵って想像つきますか??
どれも精緻なだけでなく、いい匂いの湯気まで感じられそうなほど美味しそうに描かれています。
最後にはシャレも忘れずに。”メン”がつく言葉を羅列して紹介します。
”おめん”に”がめん”に”ツタンカーメン”まで。
この構成、よく思いついた+実行したな(笑
サイズは小ぶりで薄い本ですが、”ずかん”の名前は伊達じゃありません。
しっかり読み込むにはちょっと時間を要します。そしてお腹が空いてきます。
空腹時の熟読には注意が必要です。
「めんのずかん」
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「ノラネコぐんだん パンこうじょう」
『それでは わたしたちは これで しつれいします ニャー ニャー』
引越し後、ようやくネット環境が整いました。
ずっと書きたかったシリーズを書き留めていきます!
大人気、ノラネコぐんだんシリーズです。
たぶんこれがシリーズ最初の絵本になるのかな?ほかにもコミックやグッズなど、幅広い展開をしている絵本シリーズです。
最初に手にしたのは3歳の頃だったと思いますが、今でも娘は大好きです。
まもなく6歳になる娘にはそろそろ物足りなさが出てきそうなもんですが、キャラクターの愛らしさと、毎回のお話の王道っぷりに安心して笑える、そんな絵本になっています。
親子で大好きでシリーズの絵本はすべて持っていますが、私はこの最初のパン工場のお話が一番好きです。2番目は『ノラネコぐんだんそらをとぶ』かな。
娘は『ノラネコぐんだんカレーライス』がお気に入り。
毎回トラブルを起こすノラネコぐんだんたちですが、初回の今作は夜中にパン工場に忍び込みます。
パンが食べたいなら作ればいいじゃない理論です。
その際の泥棒スタイルなほっかむり姿の愛らしさったらありません。
たくさん出てくるパンはどれも美味しそうで、どれが好みか子どもと話し合うのも楽しいです。
ちなみに、私のお気に入りのシーンは、巨大パンを切り分けて振る舞うところ。切り分け方もいろんな食べ方も、夢があって楽しめるページです。
毎回毎回最後には全員正座をさせられ怒られますが、憎めない可愛らしいノラネコたち。ちなみにイタズラするだけでなく、他のお話では優しい一面を覗かせることもあります。
恒例の大爆発シーンでは、来るぞ…来るぞ…『ドッカーーーーン!!』が親子でハモることうけあいです。
こういう楽しみを共有できる1ページって幸せだなぁーと思いながら読んでいます。
シリーズの中でもこのお話が一番シンプルで分かりやすいので、入園前から楽しめる内容だと思います。
他のシリーズではもう少しだけお話が複雑なものもありますが、これはいたってシンプル。
みんな目が開いていないのに表情豊かに感じる絵も、たくさん出てくる効果的な擬音も、ノラネコぐんだんワールドの魅力が存分に楽しめるので、一度読んだらハマると思います。
ちなみに家ではノラネコぐんだんの生地で作った巾着一式を幼稚園に持参しています。
うちではこの2種類の布で登園グッズを作りました。カワイイ…
オックス生地の中でも結構しっかりめの生地に感じました。
詳しくないけどオックスの中でも種類があるのかしら。
他の柄やキルティング生地もあるので、絵本バッグにしてもいいですね。
ノラネコぐんだん好きなお子さんは絶対喜びます!
↓イロチもカワイイ
このシリーズがあまりに好きすぎて、先日はまだまだ小さい姪っ子にミニ絵本セットをプレゼントしました。
小さいフィギュア付きのミニブック。めっちゃ可愛いです。
箱を立てると絵本の一部分になり、フィギュアを立たせれば絵本の世界のできあがり。
絵本は普通サイズのものと同じ内容が、ミニサイズになっています。大人の手のひらサイズ。持ち運びしやすくて、お出かけ用にいいかもしれません。
何よりプレゼントにはぴったりのセットです。他のお話バージョンもあります。
↑フィギュア付きの厚みのある箱入り。絵本とは思えない厚さです。
もしご存じなければ一度読んで欲しい!ノラネコぐんだんシリーズでした。
「ノラネコぐんだん パンこうじょう」
工藤ノリコ
【ミニトマトすくすく⑥】ぽぽちゃんの栽培日記
突然ですが、引っ越しました。
といっても、市内なのですが。
4年ぶりの引っ越し、思ったより大変でした。
猛暑の中、冷蔵庫以外はチマチマと自力での引っ越し。
考えていた倍以上のモノがありました。
やっぱり意識して生活しなければモノは減ることはないのかと実感。
そんなバタバタの中、、、
やってしまいました。
ぽぽちゃんへの水のあげ忘れ。
しかも2日間。
しかも猛暑。
2日後に気づいた時には、時すでに遅し。
枯れ気味になってました‥‥
一目で別人のようになってました。
茶色い葉っぱに萎れたフォルム。
物凄い罪悪感に苛まれています。
ショックすぎて写真撮るの忘れた…。
その後は根気強く水や肥料をあげていますが、新たな葉っぱが出ることはなく。
しかもあれ以来、天気も悪いときた。
微かに上の葉っぱだけで生きながらえています。
以前、ハモグリムシにやられていたぽぽちゃんですが、それでも負けじと全体的に生き生きと元気だったため、その後は様子を見ていました。
が、今回水切れを起こしてしまったことで、やられていた葉っぱが一気に負けて枯れたように見えます。
根も弱りつつあり、ちょっと木全体が傾き気味です。
それでも、着いた実を落とすことはなく、ここにきてちょっとだけ元気を取り戻し、徐々に色づいて来ました。
涙ぐましい‥。
小ぶりな実ですが、トマトらしい見た目に感動です。
新しく花をつけるまでの復活はどうやら見込めなさそうなので、なんとか今ある実を育てることに力を注いでもらいます。
先日の夕食に、食べごろの小さな実を二ついただきました。
娘とパパで一つずつ試食。
ちょっと酸味はあるものの、美味しかったみたいです。嬉しい。
まだ青い実はいくつもあるのですが、しばらくは雨続きのよう。
今のお家はひさしがないため玄関に避難中ですが、お日様が出るまでなんとか頑張ってー(涙
【ミニトマトすくすく⑤】ぽぽちゃんの栽培日記
種を蒔いてから2か月が経ちました。梅雨も明けて太陽さんさんの日々が続き、ぽぽちゃんは順調に成長中です。
背も順調にすくすく育っています。鉢の深さがあまりないため、ダイソーの70cmの支柱を立てたのですが、すでに支柱の高さを追い越し気味です。花も次々に咲き始め、下の方はすでに鈴なりの実が…!わーい!20個以上は青い実がお目見えしています。どうかこのまま食べごろまで頑張ってもらいたいものです。
ところが、1週間ほど前からぽぽちゃんに不穏な変化が…。葉っぱに白いうねうね模様を発見。なんだろうと静観していたら…増えてきてる!調べたらハモグリバエの幼虫の被害だそうで。気持ち悪ッ!あまりにひどい被害の葉っぱは摘んでしまいましたが、被害は広がるばかり…。農薬を使う手もあるそうですが、たかだか1株だけのために農薬購入もためらわれます。もちろん無農薬が一番だろうし。とりあえず葉っぱの白い模様の先に潜っている幼虫をプチっとつぶすという地道な作業で立ち向かっています。←これが一番ネットに描いてあった対処法。
さらっと書いていますが、気持ち悪いです!虫嫌い!気持ち悪さとミニトマトの葉っぱの青臭さに、指では限界を感じてピンセットを使用中。それでも気持ち悪いのですが…早く慣れますように。なんとかたくさん光合成できるよう、これからは葉っぱを大事に守っていこうと思います。
ネットでは重曹水を吹きかける、なんていう対処法も少ないながら見つけたのですが、効くんだろうか。重曹なら害もないし、やりやすいんだけどな。あまり効かないとの情報もみて迷い中。うぅ、なんかいい方法が欲しい。
やられちゃった葉っぱ
「しんごうきょうだいのにちようび」
『アー タノシミ!』
これも何度か借りているお気に入り絵本。
歩行者信号機のあの赤と青の人型が、出番じゃないときは何をしているのが描かれたお話。
彼らは週イチでお休み。なぜなら歩行者天国の日があるから。指折り数えて楽しみにした日曜日は、意気揚々と街へ繰り出します。その数全部で16人。交差点の歩行者信号機全員です。
ここぞとばかりに楽しむものの、そこはやっぱり信号機。通電しているがために、楽しめることが限られちゃったりします。それでも貴重なお休みをエンジョイする信号機たちに愛着が湧きます。街ブラするのは銀座…ならぬ”キンザ”。デパートに寄ったり、”キンザシネマ”なる映画館に行ってみたり。
彼らのセリフは全てカタカナ。カタコトっぽい雰囲気が面白いです。そして蛍光色っぽい色味が、より信号機らしさを表現しています。
絵本の内容上、カタカナが非常に多いので、慣れないと子供が読むのは大変かもしれません。ちなみにカタカナにふりがなはないため、読んであげたほうがスムーズに理解できそうです。
先週から長引く咳に親子で疲弊していたら、娘はまさかのマイコプラズマでした。そりゃ風邪薬が効かないはずだわ。今度は薬が無事に効いたようで、劇的回復。良かったー。まさか夏にマイコプラズマを患うとは。実は珍しくないことなのかしら。長かったけれど園をお休みしておいてよかった…。先月から複数回続いた風邪っぴきが、これで終わりになりますように。
「しんごうきょうだいのにちようび」
もとやすけいじ
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「おならまんざい」
『どーもー、ラッキー こいた でてきた ですー。』
ちょっとお下品な(?)絵本。でも子供には絶対大ウケ間違いなしの絵本だと思います。ウチでもケタケタ笑いながら読んでました。
プッと出ちゃったオナラと少年が漫才し始める、絵本ならではの突拍子もないお話。でもなんか本当の漫才みたいで、よくできています(と思う。本場の方々からしたらどうなのかしら)。ダジャレだけでなく、例え話や言葉あそびも巧みに入っていて、大人から見ても良く考えるなーと感心してしまいます。特に擬音の畳みかけっぷりがかなりすごいので、娘はケタケタ笑っていました。大人も読みながら笑っちゃうと思います。
文字が読めなくても音の響きで楽しめますし、擬音の部分だけ手書きなこともあって、自分で読める子は目でも楽しめます。逆に小学生くらいにならないと理解できなそうな話のくだりもあるので、入学後も楽しめます。というか、むしろ小学生男子におススメの絵本だと思います。絶対好きそう。
この作家さんの絵本は、絵の具っぽい挿し絵で味があって可愛らしいですね。このお話ではもやもやしたオナラの空気感?にぴったりかも。
絵本になじみのない子にも受け入れられそうな楽しい絵本です。次々につながれる言葉遊びに、つい聞き入って笑ってしまいます。あ、題材的にもお上品ではありませんので、それはあしからず。
ついに先月から数えて4回目の風邪をもらってきた娘。どんだけ免疫弱いのだ…。ほぼ毎週のように病院通いしています。たいしたことないとはいえ、このご時世に咳をしながら登園はさせられず。周りにうつしてしまわないよう、治るまで我慢。
年長くらいになると体も強くなるって聞きますが、なかなかそうもいかないようで。小学生になったらさらにもらってきそうで不安。まずはたくさん食べる所から応援かな。食欲が増すようななにかいい絵本を探してみようかな。
「おならまんざい」
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